カテゴリ:だんす( 43 )

シレンシオ

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あまりに面白く、私の中にキョーレツな印象を残した2007年始めに観た舞台
「空白に落ちた男」


あれから5年半。
パントマイムをベースに舞台を作っている小野寺修二さんとダンサー首藤康之さんが
再び一緒の舞台に!
7月初旬、東京芸術劇場・プレイハウスにて。



そして今回は、何と原田知世さんも出演。
舞台に立つのは30年振りと言っていたような・・・





基本的に台詞はなし。


「シレンシオ」

とは「静寂/沈黙」と言った意味らしい。


一歩たりとも間違えのない、計算されつくされたと思われる動きだったり、
マイムの凄さには圧倒される!

笑ってしまうシーンもあり、え?なんだ?なんだ?と釘点けになってしまったり、
とにかく観客を飽きさせない。





作り手と踊り手
表現者ってなんて素晴らしんだろう!
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by a-monly | 2013-08-22 00:59 | だんす | Comments(0)

マリア・パヘス

2年ぶりの来日


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マリア・パヘス「UTOPIA」 at オーチャードホール



楽しみにしていた5月18日。
この時一緒に行った友人と、観に行こうと約束していて。
彼女は仕事でぎりぎりの時間! 間に合って良かった~!



珍しく後方の席で。
もちろん前方の方が臨場感が味わえるけれど、
後方でも思ったよりも迫力がスゴイ。




マリア以外のダンサーはコンクリート色グレーの衣装。
照明によって、少し色が変わって見えたり、
今回は、照明にかなり注目してしまった。


いつもながら、マリアの長い腕はまるで関節がないかのように
しなやかに舞う。そしてダイナミック。


マリアも勿論だけれど、その他のダンサーたちの踊りが迫力があって、
胸にずーんとくるものがある。
サパテアードは、まるでパーカッション。
手の動きもさることながら、私はやっぱりリズムを刻むタップが好きだなぁ。


8つのシーンに分かれていて、それぞれにテーマがあり、全体が一つの物語になっている。

毎回思うけれど、振り付けから音楽・衣装・照明。
一体その想像力はどこからくるのか?


途中シーンでの扇子使いが流石と思うほど格好良い。
これについて、公演後に友人とあれこれ話した。


音楽も迫ってくるものがあり、、、CD買っておけば良かったー。
と後から思ったほど。



カーテンコールでいつも感じるのだけれど、
他のスペインのフラメンコ舞踏団の中で、
マリア・パヘス舞踏団が一番盛り上がる気がする。
この日は、何十分拍手が鳴り止まなかっただろう?


興奮冷めやらぬままロビーへ出て、公演プログラムを購入しようと思ったら、
どこからか歓声が沸き起こった。


なんと、なんと!
マリアが出てきたのだ!!!



もう、もみくちゃです(笑)


マリア本人がプログラム購入者に手渡ししたいと!!!!


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なんとも素敵なサービス。
「ありがとう」と日本語で購入者に声をかけてました。
ファンをとても大切にしているのが伝わってきた。


時間に限りがあって、私の順番が来る前にマリアは去ってしまったけれど、
今回も、素晴らしい公演をありがとう!!!

公演後は・・・
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by a-monly | 2013-05-27 21:56 | だんす | Comments(2)

Béjart Ballet Lausanne Japan Tour 2013

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3月5日は、待ちに待ったモーリス・ベジャールバレエ団(BBL)の日本公演。




この日は、公演後に芸術監督ジル・ロマンと、ボレロを踊ったエリザベット・ロスのアフタートークがあるという、
とてもスペシャルな日。




演目は

 ・ディオニソス組曲
 ・シンコペ(新作)
 ・ボレロ



ディオニソス組曲では、男性ダンサーたちの力強い踊りが繰り広げられ、
とても迫力があった。
特に、日本人ダンサーの那須野さんの踊りは、スピードとキレがあり、印象深い。


ジル・ロマンの新作、シンコペは、テンポ良く、ユーモラス。
シンコペ・・・音楽用語のシンコペーション=リズムのずらし。
公演プログラムによると、医学的な要素も入っているらしく、
一緒に行った友人と「もう一度観たい」と話したほど、面白い演目だった。



エリザベット・ロスのボレロは、今回で2回目の観賞だった。

今まで何人のボレロを観たかな?


私が観た中では、一番しやなかなボレロに思えた。
当たり前の事かもしれないけれど、踊るダンサーによって、その踊りは違ってくる。
だから何度も観ている演目でも、そういった面白さがある。


BBLの中で、私の好きな演目上位に入るボレロ。
また観ることができて、幸せ。



けれど、もう一度、ジル・ロマンが踊る「アダージェット」が観たい。
私の中での一番だ!

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by a-monly | 2013-03-13 01:45 | だんす | Comments(2)

Ballet Nacional de España

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2007年の来日から6年。



自宅リビングに飾ってある2007年の公演プログラムをたまに観ては、その時の感動を思い出してた。
去年、そのプログラムの表紙を見ながら、
「何年も来日してないけれど、次来るのはいつだろう?」と
激しく観たい衝動に駆られ、そしてちょっと寂しくもなったとある日。

その数日後に、なんともすごいタイミングで、来日することを知ったのだ!





想いが通じたのかな?なんて自分勝手な事を思い・・笑
以前から「フラメンコを観たい!」と言っていた友人にも声をかけて一緒に行くことに。



楽しみに、楽しみに、待ちきれない気持ちで迎えた当日。
公演+前後の予定で、この日は楽しみだらけ。



久しぶりのオーチャードホール。
座席もまずまずな場所。


演目は

・グリート
・セビリア組曲




幕が上がった瞬間から、ドキドキと胸が高鳴る。

男性ダンサーたちに囲まれて歌い出すバイラオール。
その声のみが響き渡り、

「フラメンコを観に来たんだ!」

と言う幕開け的なものを感じた。



サパテアードの音といい、歌声・演奏といい、かなりの迫力。
その激しい足とは反対に、とてもしなやかに動く指先。





2部の日本初演 『セビリア組曲』 では、面白い演出が。
始まりに、幕が30cm位だけ空き、ずらーっと並んだダンサーたちがカスタネットを鳴らす。
手と足しか見えていない状態だ。
こんな演出は初めて!


場面が移っていき、フラメンコらしからぬ衣装で登場した女性ダンサー。

あれ?バレエみたい?

と思ったら、やはり足下はポイントシューズ。
足はバレエだけれど、腕の動きはフラメンコ。
途中、フェッテもあり、普段の力強いフラメンコとは違った、しなやかで優雅な踊り。



今回は、バレエ色が少し入って、また違う世界を観られたなぁ。
芸術監督は、フィギュアスケートの振り付けもしているアントニオ・ナハーロ氏。




カーテンコールは一体どれくらい続いただろう?

友人は楽しんでくれたかな?とちょっと心配だったものの、ものすごく気に入ったようで
「フラメンコ教室探す!」と^^





力強くて、情熱的。 終始、私の心を高鳴らせてくれるダンスは、フラメンコ以外にまだ見つけられない。

私の一番好きなダンス=フラメンコ。


すでに次のフラメンコ公演のチケットを購入しているけれど、
今から楽しみで仕方ない!!!

公演前後は・・・
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by a-monly | 2013-02-07 22:41 | だんす | Comments(0)

アンナ・カレーニナ

休日前は上野にて



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この写真だけ見ると、まるで海外みたい!と思うのは私だけでしょうか?笑
でもここ、上野です。




随分前からマリインスキーバレエの『白鳥の湖』を観に行くかチケットサイトと睨めっこしていた私。


そんな時に、こちらの方から

「招待券があるの。一緒に観に行かない?」

とお誘いを受けました。
なんともタイミングが良い!

演目は『アンナ・カレーニナ』でしたが、勿論!有り難くご一緒させて頂きました。



実は、古典クラシックバレエは数えるほどしか観たことがないのです。
圧倒的に、コンテンポラリー・モダンバレエが多い私。

トルストイの「アンナ・カレーニナ」も初!群舞が美しいと言われているマリインスキーも初!



「もしかしたら、寝ちゃうかも?」
なんて公演前にちょっと心配していたけれど^^;
始まってみたら、舞台色が強くて、あらすじ程度の知識しかない私にでも分かりやすい。

いつかの美術展で観たトルストイの肖像画を思い出させるような衣裳。女性ダンサーたちの衣裳は、着てみたい!と思うほど素敵で、ヴロンスキー役のコンスタンチン・ズヴェレフは大柄で迫力があって、
何と言ってもヴィシニョーワの舞はとても美しい!

思ったよりも公演時間が短く、あっという間の2時間。
東京文化会館、いつもの私では考えられない程の前席だったので、
表情や細部の手の動きもよく見えた。

トップクラスのダンサーたちって、やっぱり凄い。
有る意味、人間の体を超えている!と思ってしまう。





アンナ・パブロワ
バリシニコフ
ニジンスキーやジョージ・バランシン、その他にもとても有名なダンサーたちが在籍していたバレエ団。
改めて、ロシアのバレエ団の素晴らしさを感じた気がします。

公演後は・・・
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by a-monly | 2012-11-28 01:13 | だんす | Comments(2)

世界バレエフェスティバル

3年に一度、世界のトップダンサーたちが来日し、開催される
「世界バレエフェスティバル」



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初日の8月2日

友人と一緒に東京文化会館へ。



一人で観にいくことが多いダンス公演だけれど、
この日は友人と一緒ということで、一段と楽しみにしていた。




ジル・ロマンが見たいために、
プログラムA公演を。


4部構成・総勢33名・4時間にも及ぶフェスティバル。

古典クラシックにコンテンポラリー、半々ぐらいの割合で。



楽しみにしていたのは、
BBLのジル・ロマンと、ボリショイバレエのスヴェトラーナ・ザハロワ。

ジル・ロマンは同じくBBLのエリザベット・ロスと「ブレルとバルバラ」を。
スヴェトラーナ・ザハロワは同じくボリショイのアンドレイ・メルクーリエフと「ディスタント・クライズ」を。

てっきりスヴェトラーナは古典を踊ると思い込んでいたので、コンテンポラリーとは不意をつかれたけれど、
むしろこちらの方が良く、スヴェトラーナから目を離せないでいた。
立っているだけでも芸術・・そんな人だと思った。
今も、その姿が鮮明に残ってる。




マリインスキーバレエのウリヤーナ・ロパートキナが踊った
「瀕死の白鳥」はとにかく美しく、
チェロとハープの演奏も素晴らしかった。

同じくマリインスキーバレエのオレシア・ノヴィコワと
ミハイロフスキーバレエのレオニード・サラファーノフが踊った
「ドン・キホーテ」は、トリとして、テンポ良く見せ所が多くて、会場もとても盛り上がってた。
ドン・キホーテのパ・ド・ドゥは以前から好きな演目。



けれど、やっぱり?!
どうやら私は、コンテンポラリーが好みらしい。
優雅で美しい古典ももちろん好きだけれど、
それ以上に、心を打つのは、コンテンポラリーだなぁ・・と改めて思った。



友人も公演を楽しんでたようで、そのことが嬉しく、
そして、色んな話ができて、とても充実した1日だった。


どうもありがとう!!!
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by a-monly | 2012-08-22 01:28 | だんす | Comments(2)

横浜ベイサイドバレエ

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先日のクラフト展と日にちが重なって行けないかもしれないと思っていた
横浜赤レンガ野外特設会場での

「ダンス・ダンス・ダンスatヨコハマ2012」
オープニング公演 東京バレエ団。



運良く、日にがズレて観に行くことができた。

しかし、本来は20日(金)の開催だったけれど、生憎の雨。
室内ならこんな事はないけれど、野外公演はお天気が心配・・・
この日の公演は23日(月)に順延。
そのために一緒に行く予定だった友人が行けなくなってしまい、本当に本当に残念だった。。
友人が「気になる」と言っていたベジャールプログラムだったし、なによりお互いとても楽しみにしていたのに・・・


そんな訳で、一人で観る事になった野外バレエ公演。
ヨーロッパなんかでは多いのだろうけど、日本では珍しいなぁ~と思う。
私も野外バレエは初体験。
わくわくしながら行った会場では、
屋台テントがあったり、夏フェスムード満載。
会場は横長で、2000席位あっただろうか?
思っていたよりは見やすい。



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幕間に撮ったステージの写真!




ベジャールプログラムもそうだけれど、バレエ自体久しぶり。
始めは「ギリシャの踊り」から

波の音などは、ステージの向こうに見える海とイメージが合うだろうか。
ここがヨーロッパの島の円形劇場なんかだったら、ピッタリかもしれない。
そんなことを思いながら、魅入っていた。


2部は「カルメン」
大好きな首藤さんがホセ役。
クラシックを踊る姿はとても久しぶりにみたけれど、
毎回ながら、指先までしなやかで美しいその踊りにうっとりしてしまう。

カルメン役は斎藤友佳理さん。
プリンシパルとしての貫禄がすごかった。
以前にも観たことはあるはずだけれど、小柄だと思い込んでいたら、
ステージに上がった姿は大きくてビックリ。



3部は、この日一番楽しみにしていた「ボレロ」
上野水香さんのボレロを観るのは、これで2回目。


オペラグラスを覗く・外して肉眼で・・・何だか忙しい私。。
静かな始まりから、踊りも音楽も盛り上がっていくのに連れて、
私の気持ちも高ぶっていく。
いつも終わりが来てしまうのが、とても寂しくなる演目だ。

手足が長く、顔がとても小さい、その日本人離れした体型で魅せてくれるボレロ。
時にしなやかで、時に力強く。
久々に鳥肌がたった。
終わった後の女性達からの「ブラボー」の歓声。
拍手も一際大きく、これが室内なら割れんばかりだったのだろう。



ステージの向こうにライトアップされたベイブリッジ。
時折横切っていく綺麗な船。
野外ならではの贅沢な光景に、大好きなバレエ。
帰宅してからも暫く余韻に浸った夜。




さぁ、次の観劇は世界バレエ!
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by a-monly | 2012-08-02 02:01 | だんす | Comments(0)

HOPE JAPAN TOUR

もう一週間経ってた・・



10月23日


シルヴィ・ギエム・オン・ステージ2011
HOPE JAPAN TOUR
<Aプロ>
at東京文化会館



出演

シルヴィ・ギエム
マッシモ・ムッル
アンソニー・ダウエル
東京バレエ団

指揮  アレクサンダー・イングラム
ピアノ ケイト・シップウェイ
演奏  東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団




演目
「白の組曲」
「マノン」より第一幕(寝室)のバ・ド・ドゥ
「スプリング・アンド・フォール」よりパ・ド・ドゥ
「田園の出来事」



今回は安心な1階席(笑)
怖い心配はなし!


古典クラシック、実はあまり観に行ったことがないけれど、この日は珍しく。


ギエムはもうあまり古典は踊らないんじゃないか?と、
新作を踊るBプロよりも、古典を踊るAプロを観たいと思った。



古典の華やか?な衣装で登場したギエムは、
ものすごい存在感。
経っているだけで美しい。


しなやかに舞うその姿は、美しいとしか言いようがないけれど、
心に何かを訴えかけてくるのは、コンテンポラリーかもしれない。

これは、好みの問題になるのだろうけれど、
私はやっぱりコンテンポラリーが好きなのかも。



でも、たまには古典クラシックを観て、その美しさにうっとり見惚れたい。





結局、またもや帰りに楽屋口で待ってしまった私・・^^;
しかも一人(笑)



時間がかなり過ぎた頃に、
足は痛いし、すぐに帰れば良かったと後悔し始める・・(前にもそんな事を書いたような・・)



2時間が経った頃に、やっとご登場!

いえ、なんと!建物内でサインをしてくれるということに。
写真は勿論NG。

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そういうわけで、またサインいただきました~

シルヴィ・ギエムとマッシモ・ムッルのを♪



とっても笑顔で「merci」と言ってくれたギエムに感動しちゃった。
そして、マッシモ・ムッルには、ちゃっかり握手してもらっちゃった(笑)
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by a-monly | 2011-10-31 00:01 | だんす | Comments(2)

HOPE JAPAN



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10月19日

東日本大震災復興支援チャリティ・ガラ
シルヴィ・ギエム・オン・ステージ2011

『HOPE JAPAN』

at 東京文化会館


このチャリティ・ガラ公演には、日本の再生を願い、そのために行動したいというギエムの思いに賛同した、様々なジャンルのアーティストの出演が予定されている。

とのこと。




朗読:アンソニー・ダウエル(元英国ロイヤルバレエ プリンシパル・芸術監督)
チェロ:遠藤 真理
歌:藤村 実穂子
バレエ:シルヴィ・ギエム
日本舞踊:花柳 壽輔
太鼓:林 英哲
横笛:藤舎 名生
バレエ:マニュエル・ルグリ(ウィーン国立バレエ団芸術監督)
バレエ:マッシモ・ムッル(ミラノ・スカラ座バレエ団エトワール)
バレエ:東京バレエ団
指揮:アレクサンダー・イングラム
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団




封印されているギエムの『ボレロ』が復活。
そして、上記の色々なアーティストが共演することは、なかなかないだろう。



実際に観る機会が今までほとんどなかった
横笛・和太鼓・日本舞踊の『火の道』
和太鼓のイメージが見事に覆された。まるでドラムのよう。かっこいいとしか言いようがない。
横笛も素晴らしく、日本舞踊はなんというのか?バレエとはまた違った優雅さといったらいいのか、
ステージがそれまでとは一変し、張り詰めたような、神秘的な世界が広がっていた。
やっぱり、私は日本人だ。とそんなことを思い、この『火の道』に痛く感動。



藤村実穂子さんは、アカペラで童謡を5曲。
その響き渡る力強く美しい歌声は、心にずんときた。



マニュエル・ルグリと共演した遠藤真理さんのチェロの音色も素晴らしかったなぁ・・
NHK大河ドラマ「龍馬伝」で「龍馬紀行」テーマ曲を演奏されたお方らしいですね。



とりはギエムの『ボレロ』
指揮・アレクサンダー・イングラム、演奏は東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団。




今まで観てきたボレロは全て録音テープ。
生演奏だなんて有り難いと思っていたけれど、
ちょっとハラハラした箇所あり。



長い腕が舞った残像は、まるで映像のようだ。
人間離れした長い手足がしなやかに動き、それでいて力強い。
観ているこちらも、気がつけば手にとても力が入っている。
時々、色んな思いが込み上げてきて目頭が熱くなる。

中盤あたりからか?前回観たとても力強いボレロとは何かが違っていた。
祈りのもののようなのか・・・




カーテンコールでは、見渡す限り1階席ほぼ全員がスタンディングオベーション。
拍手はなりやまない。


震災後にギエムは、即座に周囲に呼びかけ、4月にパリで『HOPE JAPAN』と題するチェリティ・ガラの発起人となり、自らステージも務めたらしい。

7月にはロンドンでも『6000miles away』と題し。


今回の日本ツアーについては、

「震災前にこの作品を通して、私と日本の観客の皆さんの間に結ばれた絆を再確認するため、そしてこの作品の振付家、日本を心から愛していたベジャールの魂を日本へ連れてくるため」、封印していた『ボレロ』を再び踊る。ギエムは以下の言葉を寄せている。

「『ボレロ』は過去の思い出とともにあり、心を奮い立たせる強いエネルギーを与えてくれる作品。だから過去の絆を大切にしながら未来へ前進しなければならない今、『ボレロ』を踊るのはとても重要だと思う」

ギエムは岩手・福島公演には無料で出演することを申し出ている。(※公演詳細ページより)




震災後、来日公演や出演者たちのキャンセルが相次ぐ中、シルヴィ・ギエムは自ら被災地での公演を望み実現させる。

ギエムの熱い想いが伝わってくる。


このチャリティ・ガラ公演の出演者全員が、出演料無料。入場料・チャリティグッズの収益金は全額、あしなが育英会を通じて「東日本大地震・津波遺児のための募金」に寄付されるらしいです。




どうか、出演者たち、観客の想いよ届け。
そう祈らずにはいられない。





今日も再び、シルヴィ・ギエムの『HOPE JAPAN TOUR』に行ってきます!

しかし、こわい
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by a-monly | 2011-10-23 10:14 | だんす | Comments(2)

shakespeare THE SONNETS

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10月1日(土)

シェイクスピア『ソネット』 @ 新国立劇場
中村恩恵 × 首藤康之



この2人が踊る別の演目を観に行くはずだった3月。
震災で中止になってしまい、
再びのこの2人の公演を、ものすごく楽しみにしていた。




仕事を早く終えて会場へ向かう。
お茶とケーキでちょっと落ち着いてから。




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会場内には、こんな素晴らしい作品が!


新国立劇場って、近代的な感じですよね。



5年振りくらいだろうか?
あまりに久々の会場で、
ホールに入ったときには、「あれ?このホールじゃない?」と思ってしまった。

いや、それもそのはず。
普段の作りと違い、9列目までは全てステージ。
それも、段差なし・フラットなステージ。
両サイドも席数を減らし、まるで小劇場のよう。


私の席は11列目だった。
「オペラグラスを忘れた」
と後悔していたけれど、
座席についてみると、実質2列目。

そう思ったら、急に緊張し始めてきた。
だって、首藤さんが、こんなに近くまで来てしまう!
喜ばしいけれど、私の中で雲の上の存在の人だから、
ドキドキしてしまったのだ。



シェイクスピアのソネットをコンテンポラリーで表現。
なんと台詞があってビックリ!
その素敵な声は、私の心を打ち抜いていった。


指の先まで神経の行き渡った動きは、いつみても美しく素晴らしく、見惚れてしまう。
長い腕を広げて舞う姿はとても優雅。


残念ながら、ソネット集を読んだことはないけれど、
どうやら謎が多いらしい。

光と闇。
それを体感できた。
コミカルな踊りもあったりと、ちょっと面白かったけれど、
ダークなところでは、何だか怖さを感じるほど。


言葉では表現できない思いが、体に残るっていうのか・・
心に根付いていくっていうのか・・
古典クラシックを観るのとは、全く違うんだんなぁ



衣装も良かった~  「欲しい!」  と思うほど 良かった!!!



この日、
首藤さんのことが、たまらなく好き。 と改めて気づかされた。
ダンサーとして、人間として。

まだ 喋る
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by a-monly | 2011-10-02 23:47 | だんす | Comments(4)