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『Apocrifu』

だいぶのんびりな更新ですが・・



9月5日
ベルギー王立モネ劇場 製作
『Apocrifu』
at オーチャードホール

『Apocrifu』_f0192411_21345619.jpg



へ出かけてきました。




振付       シディ・ラルビ・シェルカウイ
ダンサー    首藤 康之
          ディミトリ・ジュルド
          シディ・ラルビ・シェルカウイ
コーラス      ア・フィレッタ
衣裳        ドリス・ヴァン・ノッテン




ヨーロッパでは絶賛されていたらしい、この舞台。
来日するのを待ち焦がれてました。


2日間だけの公演。
前から7列目。
オーチャードホールはステージが高いため、若干見づらい。



ダンス公演と思っていたら、
台詞もあり、歌もあり、そしてコーラスグループも出演
ステージにはセットが組まれ、階段や建物や、本に人形・・と
一般的に想像するようなダンス公演とは違った。


インド舞踊で使われてる(と思われる)鈴を足首に巻き、
動くたびに鳴り響く音色に引き込まれてしまう。


異なる踊りを踊ってきたダンサー3人が同じ舞台に立つ。
バレエだったり、アクロバットだったり・・・
こんな舞台を観られる機会はなかなか無い気がする。



タイトルの「アポクリフ」とは「外典」という意味なのだそう。
「拒絶や排除について語りたかった」
とシェルカウイの言葉にあった。

孤独や調和、喪失、、、そんな事を思わせる舞台。
宗教的な話も出てくる。

人間として、こらからの人生について
ものすごく考えさせられた。



根底にはシェルカウイの哲学が・・・





踊りで、そんな言葉・思いたちを表現できることって
なんと素晴らしいんだろう!




『Apocrifu』_f0192411_21351873.jpg

そしてまた、コーラスグループ「ア・フィレッタ」が素晴らしかった!!!
宗教歌を思わせるような歌だったり、アラブを想像させるような歌だったり。
私が興味を持っていたところだ。



もう一つ、実はドリスの衣裳も楽しみにしてた。
ライカとの契約が終了して日本から撤退してしまった以来、
雑誌でしか見ていなかったドリスの洋服。
シンプルなんだけれど、細部までこだわりがあって、着心地が良さそう。


帰宅して早速、ドリスを好きなパートナーに報告。



ブラボーな舞台。
一人贅沢な時間を過ごした休日の午後。



この感動を、出演者にも伝えたい。






まだまだ昼間は暑いけれど、
9月はアート月間?! 芸術の秋??!




この先、まだアート系イベント続く・・・

by a-monly | 2010-09-13 21:56 | だんす | Comments(2)

Commented by ruki_fevrier at 2010-09-20 14:48
a-monlyさん、守備範囲が広いわ~~~。
モダンって全然分からないの。なので、全く知識なし。
芸術の秋、そうよね!
私、今月は旅行ばかりだけど、来月は少しコンサートや美術展に足を運びたいなぁ。

そうそう、新国立美術館って広いので疲れますよね。
私はいつも金曜の夜に行って、閉館間際の人がいない時を楽しんでます~
Commented by a-monly at 2010-09-22 01:34
rukiさん♪
私も、モダンの知識、全然ないんです~^^;
そのうち「食欲の秋」に移りそうですが・・笑
今のところ、芸術の秋ってことで♪

旅行、良いですね~☆ 日光に那須!拝見しましたよ~^^

新国立美術館、広いですね! ほんと疲れちゃいました(笑)
金曜は夜8時までだと後から知りました・・・
次は金曜の夜を狙って行ってみます!