横浜ベイサイドバレエ

先日のクラフト展と日にちが重なって行けないかもしれないと思っていた
横浜赤レンガ野外特設会場での
「ダンス・ダンス・ダンスatヨコハマ2012」
オープニング公演 東京バレエ団。
運良く、日にがズレて観に行くことができた。
しかし、本来は20日(金)の開催だったけれど、生憎の雨。
室内ならこんな事はないけれど、野外公演はお天気が心配・・・
この日の公演は23日(月)に順延。
そのために一緒に行く予定だった友人が行けなくなってしまい、本当に本当に残念だった。。
友人が「気になる」と言っていたベジャールプログラムだったし、なによりお互いとても楽しみにしていたのに・・・
そんな訳で、一人で観る事になった野外バレエ公演。
ヨーロッパなんかでは多いのだろうけど、日本では珍しいなぁ~と思う。
私も野外バレエは初体験。
わくわくしながら行った会場では、
屋台テントがあったり、夏フェスムード満載。
会場は横長で、2000席位あっただろうか?
思っていたよりは見やすい。

幕間に撮ったステージの写真!
ベジャールプログラムもそうだけれど、バレエ自体久しぶり。
始めは「ギリシャの踊り」から
波の音などは、ステージの向こうに見える海とイメージが合うだろうか。
ここがヨーロッパの島の円形劇場なんかだったら、ピッタリかもしれない。
そんなことを思いながら、魅入っていた。
2部は「カルメン」
大好きな首藤さんがホセ役。
クラシックを踊る姿はとても久しぶりにみたけれど、
毎回ながら、指先までしなやかで美しいその踊りにうっとりしてしまう。
カルメン役は斎藤友佳理さん。
プリンシパルとしての貫禄がすごかった。
以前にも観たことはあるはずだけれど、小柄だと思い込んでいたら、
ステージに上がった姿は大きくてビックリ。
3部は、この日一番楽しみにしていた「ボレロ」
上野水香さんのボレロを観るのは、これで2回目。
オペラグラスを覗く・外して肉眼で・・・何だか忙しい私。。
静かな始まりから、踊りも音楽も盛り上がっていくのに連れて、
私の気持ちも高ぶっていく。
いつも終わりが来てしまうのが、とても寂しくなる演目だ。
手足が長く、顔がとても小さい、その日本人離れした体型で魅せてくれるボレロ。
時にしなやかで、時に力強く。
久々に鳥肌がたった。
終わった後の女性達からの「ブラボー」の歓声。
拍手も一際大きく、これが室内なら割れんばかりだったのだろう。
ステージの向こうにライトアップされたベイブリッジ。
時折横切っていく綺麗な船。
野外ならではの贅沢な光景に、大好きなバレエ。
帰宅してからも暫く余韻に浸った夜。
さぁ、次の観劇は世界バレエ!
by a-monly | 2012-08-02 02:01 | だんす | Comments(0)