Italy日記 3
やっと続きです(笑)
ヴィチェツァ滞在2日目は、
日帰りで、ヴェネト州・ヴィチェンツァ県にある
「Bassano del Grappa(バッサーノ・デル・グラッパ)」へ

町名を見て、ご想像がついた方もいらっしゃるでしょうか?
そうです、こちらは蒸留酒「グラッパ」の特産地。
ホワイトアスパラガスの産地でも有名です。
今回、こちらで、お料理教室に参加することに。
コーディネータさんは、日本人。
パドヴァ駅で待ち合わせをして、車でバッサーノへ連れて行って頂きました。
電車でも、ヴィチェンツァから1時間~1時間半位で着くようです。

ホテルで朝ごはんを食べて、出発。
この日は、朝市みたいなものが開催されるのか?
駅までの道にはテントが並んで、開店準備中でした。
7時半過ぎの電車に乗る予定で、前日にチケットも買っておりましたが、
なんと、、乗る予定の電車がキャンセルに><
えーーーー??!
どうしよう、、スト情報は事前にかなりチェックしていて、運行なんて載ってなかったのに。。。
コーディネーターさんに電話しようにも、電話番号を書いたメモをホテルに忘れた事に気づいて、
結局、ホテルに戻りました^^;
「次の電車で来てください~」
との事で、しばらく駅で待ちました。
首都圏のように、電車はすぐに来ません(笑)
パドヴァに到着して、この日、参加される、もうお一方ともご対面。
なんと、、、お互い自宅が物凄く近いことが判明してビックリ!!!
世間て狭いですね(笑)
バッサーノに到着してから、街を散策。

のどかな街です~
しかし、、第一次世界大戦の激戦区だったらしく、多くの兵士が亡くなったそうです。
沢山並んだ木が、マッシュルームのようにカットされているのは、
兵士への追悼の意だそう。
写真では少し分かりづらいですが、建物に沢山の弾丸の跡が残っております。
さて、グラッパの博物館へも行ってみました。

不思議な形のビンがいっぱい。
そして、今までのボトル(ミニチュア)が、沢山並んでいます!!
面白かったのが、フレーバーを試せる装置?があったこと。
香りを嗅いでみたところ、それだけで酔ってしまいそうでした(笑)
博物館を出て、町のシンボルでもある、パラーディオが手がけたブレンダ川に架かる橋
「Ponte Vecchio」へ

橋のたもとにある、バー?で

このお店オリジナルのカクテル、
半分半分と言う意味の
Mezzo e Mezzo(メッゾ エ メッゾ)
を味見してみました。 更に酔いそう!笑
ビターとヴェルモットを配合したリキュールと、ラバルバロと言うダイオウをベースにした苦味のあるリキュールを各同量入れ、そこへ炭酸水とレモンの皮を入れたカクテル。
らしいです。
この後、もう少し街を散策。

この日は、市場が開催されていたので、
どこもかしこも、テント・テント・人・人・人!
街の全容が全く分かりません(笑)
そして、お料理教室が開催される場所へ・・・
イタリアンマンマが一人で暮らしていらっしゃるご自宅にて。
とーっても素敵なお宅で、次回は、こちらにホームステイしたいと思ったほど!!!
この日のメニューは・・・
・アンティパスト:白アスパラのバッサーノ風(茹で卵を添えて)
・プリモ:ピゼッリ(グリンピース)のリゾット。リーズィ・エ・ビーズィ、ヴェネトの季節メニュー。
・セコンド:仔牛のスカロッピーネ、フンギ・ポルチーニを添えて。
・ドルチェ:サクランボのトルタ。
意外だったのが、サクランボ。 イタリアにそのイメージがなかったのですが、
さくらんぼが旬の季節でこの土地の名物だそう。
日本と同じ時期なんですね~

マンマの、まな板を使わない、玉ねぎみじん切りの技や、
目分量で作っていくトルタ。
とにかく、驚きの連続!!!
全てイタリア語なので、全然理解しておりませんが(笑)
写真を撮りながら、一生懸命見てました。

そして、お楽しみの試食~
テーブルセッティングも素敵でした。
ホワイトアスパラのソースは、ゆで卵をつぶして、オリーブオイルやバルサミコを混ぜたもの。
オランデーズソースも好きですが、ゆで卵のソースは、あっさりしていてなかなか良い!
リゾットも、スカロッピーネもとても美味しく、
そして、目分量で作られたトルタにビックリ。
ピタっときまっています。
長年作ってこられた感覚なんでしょうね~!
・・・私には到底無理ですが^^;
そして、ヴェネトを代表するチーズ「アジアーゴ」も試食させていただきました。
日本でも何回か食べたことはありますが、
食べる場所が変わったせいなのか? 数倍も美味しかった(笑)
ドライトマトのオイル漬けとも、とっても合う!
自宅でも、この合わせやってみたい!!
食事後も、お話したり、マンマがご自身で刺繍されているテーブルクロスコレクションを見せていただいたり、
とても楽しい時間を過ごしました。
帰りは、パロヴァまで送っていただき、
そこから電車に乗り、ヴィチェンツァへ戻りました。
この日もとても暑かったので、ホテルに直行。
「バタンキュー」
とまではいかずとも、それに近いものがありました(笑)
翌日へ続く・・・
by a-monly | 2015-08-07 22:48 | Italy ’15 | Comments(2)
ばたんきゅ〜しても、参加して大正解な教室でしたね。
こうやってひとつずつ色んなことが増えていくんだな〜
うらやましー。
byくろべ〜
現地のマンマのお料理、そして普段の生活を垣間見ることができて、ほんとに大正解な教室でした!
「こうやってひとつずつ色んなことが増えていくんだな〜」とのお言葉が、何だかとても嬉しいです! ありがとうござます^^
秋に、ものすごーく久しぶりに、クロエさんの大好きな地へ行くことになりました!