Paris日記 11
パリ滞在10日目は、

日帰りブリュッセル旅行。
朝早くアパートを出発して北駅へ向かう。

北駅は、パリより北へ行く列車が発着します。
(東駅はパリより東に行く列車が・・・)
赤い「Thalys(タリス)」に乗って、出発!(写真はタリスではないです・・^^;)
日本で言うところの新幹線のような列車です。
ブリュッセルまで1時間半程。
作ってきたサンドイッチを車内で食べていたら、
もう到着?! と言う感じです。(いえ、それよりちょっと長いかな?笑)
以前、同じようにパリからの日帰り旅行で、ベルギーのブルージュに行った際、
乗り換えに使ったブリュッセル駅。
駅の記憶は、何故か鮮明に憶えているのだけれど、
駅の外へ出るのは今回初めて。
初めての土地、わくわくします♪
ブリュッセル中央駅からメトロ乗場へ移動。
一日券を購入して、ホームへ。
電車が来て、いざ乗り込む!
しかし、、次の駅に到着した時に、目的地と反対方向へ進んでいる事に気がつく・・><
はい、乗り間違えです。笑
どうしようか~?と、結局、予定を変更し、そのまま乗り続け、
「BOURSE/BEURS(ブルス)駅」で下車。

地上に上がると、証券取引所が。(写真を撮ってない事に今更気がつく・・)
ネオルネサンス様式と第二帝国様式が組み合わされた素晴らしい建物。
オーギュスト・ロダンの彫刻が飾られているそう。
上の写真の遺跡は、証券取引所の横。
一体何の遺跡だったのかな? その後も調べておらず・・・^^;
そのまま歩き進み、
「Grand-Place(グラン・プラス)」
を目指す
が、、
可愛いチョコレート屋さんがあり、さっそく寄り道♪
Yちゃんも私もチョコレート好き。
お互いテンションが上がる~~♪
そして

グランプラスに到着。
こちらには、
市庁舎や、市立博物館(王の家)・ブラバン公の館・ベルギービール醸造博物館などがあります。
日本でも有名なチョコレートショップも軒を連ねています。

建物に囲まれた四角い?広場になっているので、
写真を撮るのが難しい・・・^^;
雨が降ったり止んだりの、生憎の天気。
晴れてたら、きっともっとキレイだったんだろうなぁ~
そして、Yちゃんが気になっていたビール醸造博物館へ。

入館料は€5だったかな?
ビールの試飲込みです。
ビール好きが伺える、とっても面白いスタッフが、
ビールを注いでくれます。
私は一口飲んで、あとはYちゃんに飲んでもらいました(笑)
お次は、

世界三大がっかりの一つ、
「小便小僧」
を見に・・・・
うん、「がっかり」なのが良~く分かりました(笑)
日本でも有名なワッフル屋「マネケン」もありました~
でも、こちらへ来た本当の目的は・・・・・
小便小僧ではなく、
友人から、ワッフルが美味しいと勧められた
「Dandoy(ダンドワ)」

こちらで、ワッフルとオムレツを二人でシェア。
周りの席には、観光客っぽい人ばかり。
日本の方もいました~
美味しかった~♪
友人から、ワッフルだけでなく、
ブラウンシュガーとシナモンやクローブなどのスパイスが程よく配合されたビスケット
「スペキュロス」
も勧められてたのに、うっかり、すっかり忘れてしまっていて・・・
パリに戻ってから、買い忘れた事に気がつく。。泣
でも、日本で売っているお店を見つけました♪
しかし、、お値段にビックリ^^;
さて、お腹を満たした後は・・・
世界最古級のショッピング・アーケード
「Galeries St-Hubert(ギャルリー・サンチュベール)」へ

もう、うっとりしてしまうような、素敵なウィンドウのチョコレートショップやお菓子屋さんが沢山。

またまたチョコレートをお買い上げ^^

その後は、美術館方面へ
芸術の丘(写真左上)や、Cour constitutionnelle(憲法裁判所)(写真左上)、
王立美術館・マグリット美術館などがあるこちらは、
グラン・プラスとは、また雰囲気が違います。
写真左下は、ポール・サントノイ設計、アールヌーヴォー建築の
「Musée des instruments de Musique(楽器博物館)」
ブリュッセルにはアールヌーヴォー建築が沢山あります!
そして、行きたかった

マグリット美術館へ。
数年前の、日本でのマグリット美術展を逃してしまったので、
こちらを楽しみにしてました♪
残念ながら、撮影は禁止でしたが、
館内は空いていて、ゆっくりとマグリットの世界を堪能できました!
一緒に行ったYちゃんも大喜び^^
見終わった後は、ミュージアムショップを物色。
あれもこれも、色々購入してしまいました(笑)
次なる場所へ歩きながら、教会を発見。

「L'Eglise Notre-Dame du Sablon(ノートルダム・デュ・サブロン教会)」
教会の入口横に腰を下ろしていた、ブルーのジャケットを着た紳士。
絵になる光景です^^
中は、やはり、ステンドグラスがとても美しく、
しばし二人で見惚れる。
その後、また徒歩にて・・・

写真右下は、
「Palas de Justice(最高裁判所)」
ここからもう少し歩き、
雑貨屋 「DILL&KAMILLE(ディル&カミーユ」へ
この辺りの建物は、割と近代的。
リーズナブルな雑貨屋で、キッチン用品も沢山揃ってます。
以前もブルージュのディル&カミーユであれこれ買い込んで、
今回も、キッチン用品やクロスなどを少し。
お気に入りのエコバッグも勿論♪
ここからは、今回ブリュッセルに来た、最大の目的地。
非対称的な曲線模様を特徴としたアール・ヌーヴォー様式を、
装飾芸術から建築へと取り込んだ最初の建築家と言われる(ウィキペディアより)
「Victor Horta(ヴィクトール・オルタ)」の邸宅へ。
ずーっと行きたいと思っていた場所へ、やっと念願叶い!
嬉しくて仕方ない^^
これを見るためにブリュッセルに行く予定だけれど、Yちゃんもどう?
と誘ってみたところ、「行く!」とのお返事が。
中心部から少し離れた場所なので、
ディル・カミーユの前辺りからトラムに乗る。
JANSON停留所で降りて、徒歩3分位?

オルタ美術館の幟が見えてきます。
天候のせいもあってか? この辺りの雰囲気はちょっと暗いかな^^;
庶民的な雰囲気が漂っていて、次に来る機会があったら、もう少し散策したい~

お隣が工事中、しかも上手く撮影できなくて残念でしたが、
とにかく美しい建物。
オルタ邸は、アトリエと住宅を兼ねたヴィクトール・オルタ自身の邸宅であり、
現在は、アール・ヌーヴォーに関する美術館として一般に公開されている世界遺産。
中は撮影禁止の上、クロークで、貴重品意外の全ての荷物や上着を預けなければなりません。
貴重品バッグとして、エコバッグを渡されます。
家具も建具も装飾も、優美な曲線。
その美しすぎる全てに、いつまでもここに居たいと思ってしまいます。
と言うより、住みたい(笑)
以前、アンティークのアールヌーヴォーチェアを逃してしまったことが、やっぱり悔やまれる。
ゴージャス過ぎないけれど、華麗なアールヌーヴォーの世界に惹きこまれてしまいます。
その後、以前よりもアールヌーヴォーに興味が^^ (単純!笑)
忘れないために、本を購入して、オルタ邸を後に。
そうそう、こちらのオルタ邸、数ヶ月前に上映されていた映画
「リリーのすべて」にも、登場します。
ご覧になられた方は、「あのお宅?!」と思われるかも?
さて、パリに戻る列車の時間が迫っています。
なのに、なかなかトラムが来ない><
内心、ちょっと焦る・・・。
そして、やーっとトラムが来たと思ったら、
途中で全員降ろされてしまった。。。
乗っていた男性にフランス語で何か説明されたけれど、全く分からず(笑)
多分、「このトラムは、ここ止まりになってしまったから、降りないといけない」
そんな感じの事だったのでしょう。
降ろされた停留所に、すぐにバスが到着。
ブリュッセル中央駅に行くか訊ねたら、行くとの事。
あぁ、、良かった(泣)
これで、列車に間に合う!!!
駅で、チョコレートでも買おうかと着いた時は言っていたけれど、
そんな時間はなく・・・・・
でも! 食べたかったフレンチフライだけは購入! 笑

マヨネーズソースもつけてね~♪
帰りのタリノ中で頂きました^^
6,7時間のブリュッセル滞在。
時間が限られているので、見られないところも多かったけれど、
それでも、目的を絞れば、満喫できます^^
白い建物が多い、華やかなパリから行くと、
ちょっと暗い? 感じもしてしまうブリュッセル。
殆どの標記はフランス語だったかな・・・
そのお陰で、反対方向のメトロに乗ってしまったわけですが(笑)
結果的に、それが良かったんです!
始めにオルタ邸に行くはずが、間違えてなければ、きっと開館前の時間だったから・・・
開館時間をちゃんと調べておけ!と言う話ですが・・笑
そんなわけで、ブリュッセル日帰り旅行記は終了。
帰りにアパートの近くのパン屋さんでケーキを購入して、

至福のスイーツタイム♪
この日も疲れてるのにもかかわらず、夜中まで・・・・・笑
パリ日記も終盤です!
ブリュッセルは、この数ヵ月後、テロが起きてしまいましたね・・・
一日でも早く平和な日々が訪れる事を祈っています。
次は、アントワープも行ってみたい。
by a-monly | 2016-06-29 13:56 | Paris・BEL ’15 | Comments(0)