展覧会ハシゴ
こちらも随分と前のこと^^;
海外にでも行かない限りやることはない、
「展覧会ハシゴ」
をしてみました。

まずは、カラヴァッジョ展。
ちょうど、西洋美術館が世界遺産へ登録することが決定した頃だったかな?
その関係で、凄く混んでいるとの噂を耳にしたけれど、そうでもなかった。
しかし、入場に並ぶような程ではなかったけれど、
会場内は、それなりの混雑振り。
一番気になってたのは、
カラヴァッジョが死ぬ間際に携えていた3点の絵画のうちの1点とされる
『法悦のマグダラのマリア』
世界初公開。
でも、メインはウフィツィ所蔵『バッカス』だったのかな?
日本初公開。
ふくよかな青年のとろんとした表情には、魅入ってしまいますね。
暗い雰囲気だけれど、『エマオの晩餐』が一番記憶にあるかな。
そして、ジェノヴァで観た『エッケ・ホモ』も来てました。
カラヴァッジョが、気性の荒い人だったことが窺い知れる話などや、裁判資料などもあり。
そんなにゆっくりは観られなかったけれど、西洋美術館を後にし、

東京国立博物館へ。
表慶館で、
「黄金のアフガニスタン」
を観覧。
まず、こちらの建物が好きです。笑
カラヴァッジョ展とは打って変わって、こちらは割りと空いてました。
以前も、ペルシャ展だったかな? 結構空いていてゆっくり観られたのを思い出しました。
・・・中東の展覧会って、あまり人気ないのかしら?^^;
いえ、たまたま運が良かったのかなぁ。
特に良かったのは
第3章の『ティリヤ・テペ』
遊牧民族の有力者のお墓より・・・
副葬されたモノたち。
古さを全く感じさせない、素材やデザインのジュエリーや、衣服の装飾品。
とても繊細で、輝いてるそのモノたちにしばし惹き込まれる。
動物や人物の表情も何ともいえず・・・
こういった展覧会を観に行くといつも思うことだけれど、
遥か昔の人たちの技術の高さ。
今みたいに便利な道具もなかっただろうに。
そして、そのセンス。
全然古びた感じがしない。
やっぱり職人って素晴らしいな。

久しぶりの上野の写真を撮り、
その後は実家へ。
最後に一言。
やっぱり展覧会ハシゴは疲れる!笑
by a-monly | 2016-08-11 08:30 | あーと | Comments(0)