展覧会ハシゴ~再び2~
疲れることは承知の上で、またもや展覧会ハシゴ!笑
だって、観たい展覧会が両方とも、国立新美術館で開催されてるんですもの・・・
はじめに、
『アカデミア美術館所蔵 ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち』
わりと空いていたので、ペースよく観覧。
ティツィアーノ・ヴェチェッリオの作品、
「聖母子」と「受胎告知」は惹きこまれるものがあったなぁ。
受胎告知は、ティツィアーノの晩年の作品、サン・サルヴァドール聖堂の右側廊の祭壇を飾る大作だそうです。
それはそれは、巨大でした。
今まで観てきた受胎告知とは、まるで違うような印象。
色彩に特に惹かれたけれど、
<当時の批評家から「色彩の錬金術」と評されました>
と、後から公式サイトを見て知りました。
うん、納得。
肖像画は、かなりゆっくりと鑑賞。
「私、肖像画が好きなのかも?」と、
過去を辿ってみても、前からそうだったのかもしれないと思ったのでした。
お次は、
『ダリ展』
平日なのに! 混んでる!!!
やっぱり、ダリは人気なのねぇ・・・と、改めて思いました・・・
10数年前だったかな? 上野でダリ展が開催されたときも、とっても混んでた記憶が・・・。
結局、行けなかったのですが^^;
パリのダリ美術館だったり、他の美術館で、ダリは何度か観ているけれど、
今回は、初期の頃の絵もきていて、その作風にビックリ。
ダリだとは分からないような、いわば普通(?!)の絵たち。
年が増すごとに、段々と作風が変化していき、
いわゆる「ダリ」の絵は、シュルレアリスム時代の頃に確立されていったんだなぁ・・・
しかし、いつ観ても、面白い絵ばかり。
特に気にいったのは、
「オーケストラの皮を持った3人の若いシュルレアリストの女たち」
「奇妙なものたち」
ヘレナ・ルビンスタインの為の壁面装飾、「幻想的風景」の3枚も印象的だった。
ダリの頭の中は、一体どんな風だったんだろう?
こんな事を思いつくなんて、凄いなぁ・・・と、そんな事ばかり思ってしまう。
そして色んな想像が膨らむ・・・
舞台衣装や美術のデザイン、本の挿絵、映像(映画)もあり、
出品数がとにかく多かった!
グッズ売場では、重たい図録を購入し、
その後、美味しいケーキとお茶でも?なんて始めは思っていたのに、
疲れてしまって、どこにも寄らずに真っ直ぐ帰宅・・・笑
それにしても、国立新美術館は、建物が凄いですよね~
ここへ来ると、何となく、国際フォーラムを思い出します。
by a-monly | 2016-10-03 16:02 | あーと | Comments(4)
Commented
by
desire_san at 2016-10-07 19:16
こんにちは、
私は『ダリ展』はまだ見ていませんが、「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」展を見てきましたので、興味深くブログを読ませていただきました。日本ではおそらく初めてだと思いますが、ティツィアーノの大作『受胎告知』をはじめ、ヴェネツィア・ルネサンスの絵画をたくさん見ることができて、大変うれしい体験でした。
私も「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」展から代表的な傑作につて詳しく知らべた結果を整理し、ヴェネツィア・ルネサンス芸術の本質について考察してみました。読んでいただけると嬉しいです。
私は『ダリ展』はまだ見ていませんが、「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」展を見てきましたので、興味深くブログを読ませていただきました。日本ではおそらく初めてだと思いますが、ティツィアーノの大作『受胎告知』をはじめ、ヴェネツィア・ルネサンスの絵画をたくさん見ることができて、大変うれしい体験でした。
私も「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」展から代表的な傑作につて詳しく知らべた結果を整理し、ヴェネツィア・ルネサンス芸術の本質について考察してみました。読んでいただけると嬉しいです。
0
Commented
by
a-monly at 2016-10-10 10:42
desire_sanさん♪
コメントありがとうございます!お返事が遅くなり、すみません。
以前もコメントくださいましたよね?またのコメント大変嬉しく思っております。
確か、ティツィアーノの『受胎告知』は日本初だとHPに書いてありました。
私の場合、絵画の知識はなく、好みでただ観ているだけなので^^; 単なる素人の感想で恐縮です。。
後ほど、desire_sanのブログを拝見させていただきます!
コメントありがとうございます!お返事が遅くなり、すみません。
以前もコメントくださいましたよね?またのコメント大変嬉しく思っております。
確か、ティツィアーノの『受胎告知』は日本初だとHPに書いてありました。
私の場合、絵画の知識はなく、好みでただ観ているだけなので^^; 単なる素人の感想で恐縮です。。
後ほど、desire_sanのブログを拝見させていただきます!
Commented
by
desire_san at 2016-11-25 14:21
こんにちは、
私も「ダリ展」を見てきましたので、ブログを楽しく拝見しました。今回のダリ展では初期から晩年までと多くの傑作も含む幅広く多様な作品群で構成されたていて、ダリ芸術の全貌を見ることができました。ダリの絵画は対象を外的世界から主観的世界に導き出し、いくつもの幻影を認めさせることで、見る人に錯覚の世界を体験させるところが面白いと思いました。
私も「ダリ展」を見た感想とダリが作品を制作した意図とダリの芸術の魅力等について考察してみました。読んでいただけると嬉しいです。ご意見・ご感想などコメントをいただけると感謝いたします。
私も「ダリ展」を見てきましたので、ブログを楽しく拝見しました。今回のダリ展では初期から晩年までと多くの傑作も含む幅広く多様な作品群で構成されたていて、ダリ芸術の全貌を見ることができました。ダリの絵画は対象を外的世界から主観的世界に導き出し、いくつもの幻影を認めさせることで、見る人に錯覚の世界を体験させるところが面白いと思いました。
私も「ダリ展」を見た感想とダリが作品を制作した意図とダリの芸術の魅力等について考察してみました。読んでいただけると嬉しいです。ご意見・ご感想などコメントをいただけると感謝いたします。
Commented
by
a-monly at 2016-11-29 15:03
desire_sanさん♪
こんにちは。コメントありがとうございます!
またしても。お返事が遅くなりすみません><
ダリ展、行かれたのですね!
今まで目にしてきたものは、ダリのスタイルが確立されてからのものばかりだったので、初期の頃の作品を見ることができ、移り変わりが興味深かったです。
そちらへもお伺いさせていただきます!
こんにちは。コメントありがとうございます!
またしても。お返事が遅くなりすみません><
ダリ展、行かれたのですね!
今まで目にしてきたものは、ダリのスタイルが確立されてからのものばかりだったので、初期の頃の作品を見ることができ、移り変わりが興味深かったです。
そちらへもお伺いさせていただきます!