イタリア日記 6
滞在5日目のこの日は、トリノ・カゼッレ空港からバーリ・パレーゼ空港へ。
(※備忘録含めなので長いです。)
朝、7時半ころに出発しようと、
支度をして部屋を出てみると・・・真っ暗。笑
程なくして、シニョーラがやってきた。
てっきり、このB&Bに住んでいるのかと思っていたら、どうやら違うところに住んでるみたい。
来るなり、
「コーヒー飲む?」
「ブリオッシュやチーズ食べる?」
と、ささっとテーブルにクロスを敷き、食事の準備をしてくれた。
とっても手早くて親切!

コーヒー味のヨーグルトがあって、試してみることに。
うん、まんまコーヒーの味だけれど、美味しい♪
これ、日本でもあれば良いのになぁ~
そして、
「a-monly、タクシー呼ぶんだったわよね?」
と、私のフライト予約表を見ながら、
タクシードライバーに電話をかけるシニョーラ。
8時半に迎えに来てくれるとのこと。
少し時間があるから、ゆっくり朝ごはんを食べながら、
スマートフォンで事前チェックインをしようと思ったら・・・
なんと、、、
「こちらの予約は確認できません」
とのメッセージが!!!
え?え”? そんなハズない><
万が一、本当に予約がされていなかったら・・・
違う便に乗るか、時間はかかるけれど、電車でバーリまで?!
とにかく、確認してどうするか決めないと!
と、航空会社に国際電話・・・。
繋がる時間で良かった。
そうしたら、システムのエラーなのか?
予約はちゃんとされているよう。
「そのまま空港まで行って、チェックインをしてください」
との事。
あぁ、、良かった(泣)
トリノからバーリまでは、マイレージで予約をしたのだけれど、
そういえば、予約の時にもウェブサイトがシステムエラーで、
電話して予約したんだった・・・。
酷く焦ったけれど、これで一安心。

住み着きたいくらい、私好みのこのB&Bの写真をあちこち撮ってるうちに、
ドライバーさんが迎えにきてくれた。
しかも15分前! イタリアタイム?!ではありません(笑)
シニョーラと、ハグとバーチョ(キス)でお別れ。
次にトリノに来るときも、またここへ泊まるからね!
帰国してからシニョーラに、↑な事も含め、メールをすると、
「忘れないでね、ここはあなたの家よ!」
との嬉しい返信が^^
この日から、私の中で自宅インテリア改造
いや、妄想中?!
タクシーに乗り込み出発。
トリノの街ともお別れ・・・
始めに告げられた到着時刻、ぴったり30分で空港に着き、
ドライバーさんともお別れ。

空港は、とっても空いていて、一瞬でチェックイン終了。
さーて、どうしよう?
とりあえず、セキュリティーをくぐって搭乗口の方へ。
ちょっとお土産を見たりして、
チョコレート屋さんの前に座り、
ジェラートを食べるか?食べないか?

アクアパンナを飲みながら散々悩む・・・笑
結局、食べずに搭乗時間。
まず、トリノからローマ・フィウミチーノの空港へ1時間くらいのフライト。
ローマでの乗り換え時間は3時間。
帰国便もローマ乗換えだけれど、
乗り換え時間があまりないので、
この日に免税店などを見ておくことに。
そして、ちょうどお昼時なので、
搭乗口近くのカフェで、お昼ごはん。
ピッツァも美味しそうだったけれど、
ポルケッタのパニーノに目が釘付け!

ポルケッタパニーノとコーヒーをオーダーし、席に着く。
巨大な(笑)パニーノを食べていると、
目の前の席で、大きなサンドイッチを食べていたシニョーラが、
「大きいよね」と話しかけてきた。
推定70歳前後のシニョーラ。
これからバルセロナへ行くらしい。
「英語があまり喋れないんだけれど」
と言っていたけれど、全然喋ってる!
暫く、イタリアの住んでいる土地のお話なんかを聞いて、楽しい時間を♪
そろそろ搭乗時刻・・・だけれど、遅れてます。
飛行機に乗っても、なかなか出発せず、
結局、1時間くらい遅れたかな?
ローマからバーリ・パレーゼ空港までも1時間ほどのフライト。
飛行機から、世界遺産「Castel del Monte(カステル・デル・モンテ)」が見えた~!
けれど、写真は撮れず・・・。
今回、行く予定がなかったから、機内からでも見えて良かった~♪
バーリ空港に到着してからは、電車にて
「Castellaneta(カステッラネータ)」へ
まず、空港からバーリ中央駅までの電車に乗る。
切符売場に係りの人がいたので、
「カステッラネータまで行きたい」と伝えたら、
「バーリまで行って、そこから切符を買って」とのことで、
ここではバーリ中央駅までの切符を購入。

ながーい通路を歩き、やっと改札口へ。
写真下真ん中が切符。
改札でQRコードを読み込むとゲートが開きます。
電車を待つ人は、私のほかに2人。
閑散としてます(笑)
少し待つと、電車が到着。
バーリ中央駅までは30分くらい。
終点なので、乗り過ごす心配もない。
バーリに着くと、雨が・・・・・。
ターラント方面に行く電車が見当たらないので、
駅のスタッフに訊いてみると、
「あっちの駅から乗って」と。
どうやらこちらは、空港とバーリ間を結んでる駅で、いわば空港路線?
バーリ中央駅は目と鼻の先。
カステッラネータまでの切符を購入し、

とりあえず、カプチーノを飲む。笑
予定してた時刻の電車に乗り、
途中、乗り過ごさないように駅を確認しながら、
1時間ほどでカステッラネータに到着。
スーツケースを転がし、ドアの前へ。
ドアを開けるには、ボタンを押さないといけないのだけれど、
なんと、、ボタンを押してもドアが開かない><
うそ? うそ?? うそっっ???
もう一人、この駅で降りようとしていたイタリア人男子が。
その男子が押してもやっぱり開かない!
そうしたら、男子が隣の出口へと走って行き、
私も焦って、走っていこうとするも、スーツケースが座席にガツガツ当たって上手く走れない!!
この電車、日本の新幹線のような作りで、
車両の両側にドアがあり、通路を挟んで、両側に座席が並んでるタイプ。
ここで降りれなかったら・・・次の駅まで行って、戻ってくる電車は何時なんだろう?
なんて、頭の中はプチパニック!
なんとかドアのところまで来たら、
さっきの男子がドアを抑えて待っててくれた(泣)
なんて親切なの!!!
男子のお陰で、無事に降りることができました。
彼に感謝!!
駅のホームで、宿泊予定のB&Bのオーナー夫妻が待っててくださいました。
ドアが開かなかった話などをしながら、車に乗り込む。
駅の周りはなーんにもありませんでした。
もうすっかり夜になっていて真っ暗!
1日がかりでカステッラネータに到着。
さすがに疲れました(笑)
この日より4日間お世話になる
「B&B Casa di Leo(カーサ・ディ・レオ)」
奥様は日本人で、ご主人はイタリア人。
始めは、Lecce(レッチェ)に宿泊しようと思っていて、
南イタリアのことを色々検索していたら辿り着いた、こちらのB&B。
日本語が伝わるって心強いし、とってもリーズナブルなお値段。
こちらの街に泊まって、あちこちへ電車で行けそうだし、
有料で、空港送迎やアテンドもしてくださるとのこと。
とっても良いところを見つけました♪

お部屋は、専用の出入り口があり、
アーチ型の天井は高く、広々~
「南イタリアだなぁ~」と思う、可愛い雰囲気のお部屋。
ベッドには、花柄の可愛いカバーがかかっていましたが、
上から毛布をかけてしまって・・・^^;

近くのスーパーがまだ開いてる時間だったので、
とりあえずスーパーへ。
で、またしてもお惣菜を(笑)
レストランも教えていただきましたが、
疲れちゃって行く元気が無かった・・・^^;
翌日、南イタリア観光へ続く・・・
※ 旅写真は、インスタグラムにも投稿中!
https://www.instagram.com/a_mon_jewelry/
食べ物写真はこちらで
https://www.instagram.com/amon_sweetsfood/
そもそも始めは、トリノの後、フィレンツェ、ベローナ、ボローニャ辺りに行こうとしていて、
宿泊先など、色々と問い合わせをしていたのです。
南イタリアは、昔行ったナポリのイメージが強くて、
治安が悪い!と思っていたので行くつもりがなかったのですが、
イタリアのちょうど踵あたりのレッチェの事を見ていたら、
日本人にはあまり知られていない、欧米人観光客が多いリゾート地と書かれていて、
そこには、行ってみたくなる美しい風景が!
どうやら治安も良さそうだし、行ってみようか?
と思ったのが、南イタリア行きを決定したきっかけ。
昔、ツアーで、アルベロベッロやマテーラへは行ったけれど、
なんせよくあるパターンで、ほんの少ししか滞在時間がなかったという。
もう一度ゆっくり行ってみたい!
白い建物の南イタリアの小さな街で、ゆっくり過ごしたい!
と言うわけで、南イタリアへ。
カステッラネータと言う街は今回初めて知りましたが、
マテーラとアルベロベッロの間辺りにある街です。
始めは、トリノから電車でミラノまで行き、
ミラノ・リナーテ空港からバーリに飛ぶ事も考えました。
リナーテからなら、バーリまで直行で1時間半だし、
カステッラネータにも早くつける。
トリノを出る時間も、あまり変わらなそう。
でも、よーく考えると、トリノを出る時間は、もしや通勤ラッシュの時間帯?!
そうすると、スーツケースを持っての乗車はキツいなぁ・・・
だったら、バーリ到着時間は1時間半遅いけれど、
トリノからバーリへ飛んだ方が良いかも?
と言うわけで、1日がかりになってしまったけれど、
トリノからローマ乗換えへでバーリへ。
by a-monly | 2016-11-18 14:28 | Italy ’16 | Comments(0)